キリンメッツコーラに含まれる発がん物質が話題です
キリンメッツコーラ 発癌物質
キリンメッツコーラに発癌物質が含まれていることをキリンビバレッジが認め、見解を発表しています。
キリンメッツコーラの着色料として使われるカラメル色素に含まれる「4-MI」という物質は、規制が厳しい米カリフォルニア州の1日あたり許容限度の4~5倍にもなる量が1本に含まれているということで、話題になっています。
カリフォルニア州でキリンメッツコーラを販売するには、「警告:この製品にはカリフォルニア州が発がん性があると判断した化学物質が含まれています」と表示しなければならないとのことです。
他社のコーラがどのように取り扱われてか、知りたいところです。
キリンビバレッジ 見解
キリンビバレッジが発表した見解です。
納得するかどうかは、個人それぞれで異なると思います。
気になる人は飲まなければいいし、気にならない人はこれまでどおりということでしょう。
特保として認可された経緯も気になるところです。
「キリン メッツコーラ」に含まれるカラメル色素の安全性について
2012年8月22日
カラメル色素は、砂糖、ぶどう糖等の食用炭水化物を熱処理して得られた着色料で、飲料、調味料、製菓等の食品分野ばかりでなく、医薬品や化粧品等にも古くから広範囲にわたり使用されている食品添加物です。
安全性については、変異原性試験、反復投与毒性試験、発がん性試験等が行われ、安全性に問題がないことが既に確認されております。
カラメル色素はもとより、商品に含有される4-メチルイミダゾールの安全性については、国内および海外における各種公的機関の食品中の4-メチルイミダゾールに関する安全性評価に基づき評価しております。
当社見解としては、「体重50kgの大人で、1日約16L(480mlペットボトル30本以上)」を毎日飲み続けなければ、安全性に問題がないと判断しております。
また、表題の商品は特定保健用食品であり、1日あたり480mlペットボトル1本を摂取目安量としていることから、上述の安全性を確保できるものと判断しておりますのでご安心してお飲みいただけます。
今後も引き続き、お客様に安全な製品をお届けできるよう、品質管理に万全を期してまいります。