ギークが陥りがちな下書き関連問題

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「母上~~~。」

ソマンは、母の気を探ることも
忘れ薄暗くなった
市井を駆け廻っていた。
己が発した一言が、こんなにも
母上を追い詰めたのだと
思い知る。されどヒヨンと交わした
約束…己の心根を欺く事は
出来なかったのである。

「母上~~~。」

ふと目をやれば市井に住まう
テマンが顔を出していた。

「どうした?ソマンの声だと
思ったからな」

「兄様!母上が母上が屋敷を
飛び出しました。」

「なんだと!奥方様がか?
お一人でこんな夜道をか」

「はい。兄様…母上の行きそうな
所、分かりませんか?」

「上護軍は?」

「王宮に向かう気配を感じました
でもおれは違うような気がて
なりません」

「ソマン。お前・・気を探れるん
だろう?何故使わない」

「あ・・・」

テマンに改めて言われ、ソマンは
その力が備わって
いたことを思い出す。

「雨が降ってきたぞ。早く
連れ戻さないと・・・」

瞳を瞑り、ソマンは
己の気を解放し母上である
ウンスの気配を探る。
一方ウンスは・・・

どこをどう駆けたかも分からず
ふと気が付けば、びしょ濡れに
なりながら、どこかの
小川の畔に佇んでいた・・
ずっと向こうではごろごろと
雷が鳴っている。

『やっとの思いで十五年育てて
どうしてなの?どうして武官なの
文官でもいいじゃない。いえ
畑を耕し平凡に暮らす事は
できないの・・・
貴方…あのとき私は言ったわよね
天界に一緒に行こうって
そしたら人を殺めず暮らせるって
でも貴方は、首を縦には
ふらなかった・・・
我が子が二人も貴方の選んだ
茨の道を進むのよ。どうすれば
いい?』

「アボシ~~。オモニ~~!
答えが出せないの~~。
私・・・どうすればいい・・?」

叩きつけるようなどしゃ降りの
空に向かい、ウンスは
精一杯の声を張り上げていた。
されど答えが返る訳もなく
ただただ唇を噛みしめ
俯き、肩を揺らすことしか
できないでいた・・・。

ぱふっと背後から長い腕が
ウンスの華奢な身体に巻き付く。

「どれ程案じたことか・・」

「・・・ヨン・・」

くるりとウンスの身体を
回しその胸に囲う。その胸の中で
幼子のように泣きじゃくる
ウンスをヨンは黙って背を擦り
続けていた。

「ウンス。一先ず雨を避けねば
身体に障る・・動けるか?」

慈愛に溢れたその声に
こくりと頷くと、ウンスの身体を
横抱きにし歩を進める

市井から外れた奥の道
王宮へ続く道でもなければ
マンボの店に向かう道でもない。
だがヨンは雨に消されそうになる
ウンスの気配を探しあて
この小川にたどり着いていた。
ウンスは気づいていないだろうが
目の前に廃墟となった
キチョルの屋敷があるのだ。

「ここで暫く雨宿りをせぬか?」

「・・・ここは?」

「廃墟のようだ。誰の気配も
感じぬ・・」

「そう・・・」

「寒くはないか?火をおこそうにも
火種もないゆえ・・・寄り添えば
少しはましであろう」

ヨンはすっかり様変わりした
キチョルの屋敷の中に踏み入り
適当な床の上に腰を下ろすと
ウンスを胡座の中に座らせ
背から抱きしめ温もりを分け与える

「黙って聴いてくれぬか・・
俺は正直…ソマンやヒヨンには
俺の跡を継がせるつもりもなかった
チェ家など、どうでもよい。
ウンスと出会わぬば俺も寄り付く
事はなかった屋敷ゆえ・・・
文官でも構わぬ。そう思っておった
・・・されど、ソマンやヒヨンが
己で決めたのなら
尊重してやりたいと思う。
俺が預かる立場ゆえ二人は
むろん、いちから鍛えあげる
そしてともに戦に赴く事に
なろうと、必ず連れ戻る。約束する」

「・・・武士の約束は命懸けよ
必ず守ってくれる?」

「ああ…約束する」

「・・・分かった。もろ手をあげて
賛成はできないけど、試験に落ちるかも
知れないわよね…貴方が試験管?
えっと試験の合否を出す人のことよ」

「俺もその一人になろうな・・
むろん、倅だからと贔屓をする
つもりもまったくない。迂達赤の
本来の姿は、王様の近衛
されど、戦となれば駆り出される者
王宮に留まり神経を張り巡らし
刺客に備える者。二手に分かれる
どちらにせよ…いずれは戦に赴かねば
ならぬであろう・・・
迂達赤入隊が決まれば
兵舎住まいとなるが構わぬのか?」

「・・・離れるのは・・・いやだけど
あの子がら決めた道なら黙って
見送るのが私の努めかもしれないわね
ヨン・・ありがと・・少しは
楽になれたわ。ほんの少しだけど」

「・・・ならばよい。皆が案じて
おる。屋敷に戻るな?」

ウンスが黙って頷くと横抱きに抱え
外に脚を踏み出すと・・
どしゃ降りの中、ソマンとテマンが
馬車を用意し待っていたのだった

「え?どうして・・?」

「俺が気を解放していた・・
ソマンが読んだのであろう」

「・・母上・・・。」

「ソマン…あとにしろ。まずは・・・」

「はい。一度屋敷に戻りましたから
湯殿の支度も今頃は整えておる頃
父上。馬車へ
おれと兄様が御者を致します」

雨に濡れる母上の姿をみるのが
忍びなく、ソマンは恐る恐る
父上であるヨンの言葉を遮り馬車へと
促したのである。
ヨンは無言を貫きそのまま馬車へと
乗り込む。

「寒くはないか?ソマンの奴
用意周到じゃな着替えも積んでおる
ウンス。風邪をひく着替えねば…」

「へ?ここで?貴方の前で?・・」

「誰の前でなら脱ぐと?」

「いや、いやそんなつもりじゃなくて
恥ずかしいなって・・・・。
思っただけで…こんな歳だし・・ね」

「ふぅ~。あの頃とまったく
変わってはおらぬ…俺はいまでも
出会った時分の想いのまま・・
ほら…手を貸すゆえ」

「ちょ、ちょっと待ってよ…自分で
脱ぐから~~。」

あっと言う間に生まれたままの姿に
され、手拭いで滴る雫石を
きれいに拭き取られ、ウンスはされる
がまま身体を朱色に染める。

「さすがに俺も馬車の中で…
ましてやソマンが近くにおると言うに
なにもせぬ・・・案ずるな」

「そ、そうよね・・・あ~良かった
ん?ちょっとヨン…擽らないでよ!
よ~し!!負けていないんだから
正面突破よ!」

「こら、ウンス止めぬか!
卑怯であろう。クックッ・・
あっははは~~・・・・。」

「あ~~。面白かった
ありがとうヨン・・・やっぱり
私の旦那さんは世界
一よ。」

いつになく満面の笑みを
ウンスに向け、尻もちを付きながら
声を張り上げ笑うヨンに
ウンスはそっと頬に唇をあてる
のである。
「ソマン・・・」

「はい。兄様」

「良かったな・・・」

がたごとと激しく揺れる御者席
テマンなどは勘違いをおこす程で
あったが、上護軍が奥方様のお辛い
胸のうちをくみ取り笑顔にされたのだ
と、悟りテマンもソマンとともに
屋敷へと向かうのである

「今日はごめん」

屋敷に戻り湯浴を済ませ
ウンスは素直に頭を下げた。

「「母上・・・」」

「貴方…迂達赤は十五才から
試験を受ける資格があるのよね」

「正式入隊の試験は十五だが
十(とう)を過ぎれば下働きから
兵舎に住まう者もおる」

「そうなのね・・ソマンは十五だから
仕方がないわ。自分の選んだ道を
進みなさい。ヒヨン!貴方は
十五までここに居て貰うわよ
これだけは譲らないわ」

「ヒヨン…母上の心根を察してやれ
お前は十五になるまで、迂達赤には
入れぬ。よいな・・ソマン
父は、お前が倅だからと
贔屓するつもりもない。己の実力で
父の元まで這い上がって参れ」

「はい。ありがとうございます
必ず父上の足元…いえ肩くらいまで
登りつめてご覧に入れます」

そう言われてみれば
幼き頃から腕力が強く
誰彼構わず、するすると登って
いたなと、ウンスは懐かしく思いだし
急におかしくなる。こうなる定め
だったんだと改めて思い知るのであった。
お知らせは下書きに落とし締め切りとさせて頂きました。たくさんのご参加ありがとうございました。ある程度書き留めをしたく、月曜日昼12時から投稿させて頂きます。宜しくお願い致します。

でんべ
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下書きさえあれば

こんばんは。あいりママです。

色んなブログが途中で育児に遮られ下書きでいっぱいな毎日です(*´-`)
寝る前の時間できたのでサクッとブログできるテーマ。

コウノドリ5話泣ける

なんてブログが多かったので私も書いてみました

というのは、コウノドリは漫画でもドラマでも見たことなくて見ようとも思わない派の一人。

でも、旦那さんがコウノドリの話をしてきたりいいよとすすめるから途中見たけどなんかあまり気乗りせず。

でもみんなブログ書いてるのでティーバー(見逃し後から見れるやつ)で見てみた

確かに泣けたし、細かい描写もあった
でもなんか心の底から入り込めないのはなんでだろう

たぶん、当事者としては漫画やドラマにするようなほどそんな皆が思うよりほかもっと過酷なんだよ!って思ってしまった(それを表現してくださってるのは重々承知なのですm(__)m)

なんだかねー前からひねくれてるけど死産してから更にひねくれちゃったー笑

一人で見たかったのにちょうど旦那さんが帰ってきたときに出産シーンでちょっとそっとしておいてほしかったなー

という感想でした
もちろん、子供医療センターとか亡くなった赤ちゃんに服を用意したシーンブティックの洋服が出て来たのは身近に感じれて見れましたよ!

だが、なんだか盛り上がれず見れなかったのはなぜだろうな

闇あいりママなのかなーふぅ。

余談今日は午後にお友達がおうちに遊びに来たよ
ポニョが「(天使の)ねーねにお菓子あげる!」って言ったらポニョのお友達が「ねーね?お姉ちゃんいるの?」
あいりママ「そうだよ!お空にいるんだよ」
お友達「羽生えてるね!うちのカブトムシがお空にいっちゃったのと同じだね!」
あいりママ「そうだね、今ごろ一緒に遊んでるかも」
そこからその子は彩衣里コーナーで話しかけてくれたりお鈴を何回も鳴らしてくれました。
とても嬉しい午後でした!(ただそれだけ(*´-`))   
おやすみなさい!

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