東大教授は遺留捜査の夢を見るか
遺留捜査へようこそ
どうも。
テレビドラマの制作というのは、制作会社と放送局のどちらが主導しようがズブズブになってくもので・・・。
テレ朝の場合、東映とは切っても切れない縁がありまして。そのおかげでもって、東映太秦の関連により『京都モノ・ミステリー』は途絶えたことがない。『科捜研の女』などはどこに京都である必要性があるのか、よりも沢口靖子はいつまで「サザエさん方式」wp守れるのかのほうが心配なくらいで^^;
この、京都ミステリー枠は「科捜研の女」があまりに長寿であるためか、はたまた「相棒」シリーズのような水曜21時はこの局、という狙いもあってか、シリーズ化を狙った作品が科捜研~とかわりべったんかわりべったんにやってるんです。ところが、ネタが尽きたのか間が空いたのに目を付けたのか、上川隆也主演の『遺留捜査』シリーズを水・木曜21時枠から引っこ抜いて持ってきた。いえ、どちらも東映ガラミの案件と言えなくもなかった第1~第3シリーズですが、月島署での三宅裕司・斉藤由貴などとのストーリーの持って行きようが様になってきたなぁ~というところで、急に「京都へ出向=キャスト総とっかえ」は無いだろう、と。
『科捜研~』や『相棒』が謎解きメインなのに対して、『事件そのものよりも遺留品に対する執着で捜査している』と揶揄される糸村(上川隆也)は、事件の解決そのものよりも遺留品に込められた『思い』のメッセンジャーとしてストーリーを締めくくるので、他の刑事ドラマとは一線を画してきたんですけどね。。。。残念だなぁ。
前シリーズから引き継いだのは、上川隆也と科学捜査のスペシャリスト役の甲本雅裕のみ。まぁ、このコメディリリーフまで切ってたら、もう別作品と言ったほうがいい。
救いは、第2シリーズや局が総力をあげたであろうスペシャル版のシナリオライターが今シリーズも担当してくれそうなこと。
うん、刑事ドラマ=論理的謎解きによる犯人逮捕、で集結するパターンではないし、刑事ドラマにひどくこだわるテレ朝ならではの対応を是非望みたいですねぇ。
上川さんは永遠の青年といった趣きのある俳優さんなので大事にして欲しいしね。うわ、でもさ・・・「相棒」の相棒が反町隆史だと同じ放映期間ダブらないといいね。記憶のいい人は、松嶋奈々子さんの「過去のウワサ」しってるだろうw そんなこんなで、『遺留捜査』という作品が消えていくのはさみしい。『臨場』のときは原作が足らないせいかもしれないが、あんだけリアルな事件現場の再現率のある作品を消したからな。渡辺謙さんの息子である大さんも重要キャラで出続けてたのに・・・。最近、テレ朝も視聴率に過敏っぽくて、ダメだとなると見切るの早いから、心配です;;
ではでは^^メイ吉でした(´・ω・`)ノ チャオ♪